日々の積み重ねが大事だと思うお話

今の時期はどこの会社もISOの審査の時期ではないでしょうか? うちの会社だけかな?

審査には、定期審査と継続審査の2種類があります。

定期審査は通常は過去1年分を、継続審査は過去3年分をさかのぼって、その間、継続してモノづくりのプロセスや品質や環境方針とかが、決められた基準を満足していたかどうかを審査されるイベントです。

要は、1年間ちゃんとやってたのかオメーら、証拠を見せろやコラ、もし違反してたら資格停止するぞコラとバキバキにやられちゃうお祭りです。

ISOとは?

ISOとは、International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略称のことで、スイスのジュネーブに本部を置く非政府機関です。詳しくはここをみてください。

このISOには、製品そのものではなく、組織の品質活動や環境活動を管理するための仕組み(マネジメントシステム)についても規格が制定されています。例えば、品質についてはQMS(Quality Management System)、環境についてはEMS(Environmental Management System)があります。

ISOが策定したマネジメントシステムに関するこれらの規格は「マネジメントシステム規格」と呼ばれ、品質マネジメントシステムなら:ISO 9001、環境マネジメントシステムなら:ISO 14001などの規格があります。

ちなみに、ISO 9001やISO 14001を日本国内で円滑に使用するために、技術的内容や規格票の様式を変更することなく邦訳されたものが、日本の国家規格として発行されたものが、JIS Q 9001やJIS Q 14001です。

何が大変なのか

審査を受けた人は分かると思いますが、要はやることやってましたか?やってれば何も問題ないよね。じゃあ証拠見せてと言われるのですが、普段のジェットコースターのような業務をこなしながら、規則に則って書類の一つ一つを整理してファイルしてとか、とても少人数ではできないです。

昔みたいに、人手を掛けて大人数で業務をやっているとか、専門の書記さんがいて雑務は何でもやってくれるとか、でもない限り無理。マジ無理。

それなのに、やってないのおかしいですよねって言われる。

もちろん、役員も言う。おまえらもやってなかっただろう。下っ端のころは。

今は昔と違うとか言うけど、言い訳だよねそれ。

言ってることとやってること違いすぎる。しかも、それを認めない。

下の人は上のことよーーーくみてますよ。言わないだけで。

なぜ言わないと思いますか。よーーーく考えてみてください。

結局、毎日コツコツが効く

そうは言っても雇われの身。

結局やるしかない。

そこで気づく。

多くのことを一気にやるのは無理。少ないことを少しづつしかできない。

仕事も勉強も研究も幸せもみんな同じ。

日々の積み重ねがとても大事。

要はそれに自ら気づくこと。だよね。