Pythonで比較演算子や文字列フォーマット書式を使う

2020年2月23日

備忘録として便利帳を作成しました。

Pythonで使える比較演算子

No比較演算子意味
1a == baとbが等しい(値が同じ)
2a != baとbが等しくない(値が同じでない)
※ポイント:エクスクラメーションマーク → ! は必ず = の左側に書くこと
3a < baよりbが大きい
4a > bbよりaが大きい
5a <= baよりbが大きい又は等しい
※ポイント:< は必ず = の左側に書くこと
6a >= bbよりaが大きい又は等しい
※ポイント:> は必ず = の左側に書くこと
7a is baとbが等しい(オブジェクトが同じ)
8a is not baとbが等しくない(オブジェクトが同じでない)
9a in baという要素がリストbに含まれる
10a not in baという要素がリストbに含まれない

No.1 ~ 6 はよく使う。それ以外はめったに使わない。

文字列をフォーマットする主な書式

書式内容
s文字列
c文字
b2進数
o8進数
d10進数
x16進数
f固定小数点数
e指数表記

使い方

プログラムリスト(例)

x = "東京"
y = 7500
c = "{:s}まで{:d}円です。".format(x,y)
print(c)

>>東京まで7500円です。

説明

三番目のコードは、" " で囲った部分が文字列となる。

{ }の中には、.format(x, y)の部分で、xが{ : s }に埋め込まれ、yが{ : d }に埋め込まれる。{ }に埋め込まれる順番とx、yの順番が対応している。変数xやyは文字自体に意味はない。

なお、書式の指定(s、d)は「:」(コロン)のあとに書く。これは決まり事。例えば{d:}のようにコロンの前に書くとエラーになる。{:d}と書くのが正解。

ちなみに、 {:s} は{:}のように書式としてsを書かなくても、”東京” は埋め込まれる。

また、{:d}は{ : , }と書くと、7,500 とカンマ区切りで表示される。

x = "東京"
y = 7500
c = "{:}まで{:,}円です。".format(x,y)
print(c)

>>東京まで7,500円です。